代謝を上げて『痩せやすい体を作る!』代謝が落ちる原因と対策について【20代以上必見】
代謝を上げれば痩せやすくなる!
という情報を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。
でも、どうして代謝を上げると痩せるの?そもそも代謝って何?
というところから、痩せやすい体を作るメカニズムについて、解説していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで頂き、一緒に体質改善していきましょう!
Table of Contents
そもそも代謝って何?
代謝とは何か、代謝の正体から探っていきましょう。
代謝の種類と割合
①基礎代謝(60%)
②生活活動代謝(30%)
③食事誘発性熱産生(10%)
①基礎代謝とは
基礎代謝とは、ずばり、生きているだけで使われる代謝です。
つまり、呼吸・心拍・臓器の動きなど、体の中で勝手に行われている活動で消費してくれている代謝が、当てはまります。
②生活活動代謝とは
生活活動代謝とは、実際に動いた時に使われる代謝の事です。
運動・家事・育児・通勤・通学、などが当てはまります。
③食事誘発性熱産生とは
食事誘発性熱産生とは、食べたものを消費する時の代謝の事です。
食事をすると、胃が動き、腸で消化吸収され、内臓が活発に動きます。その時の体の動きでも代謝は行われているのです。
代謝は下がってしまうの!?原因は何!?
代謝の種類を紹介しましたが、どれも日常で当たり前にしている事だけど、世間ではなんで年齢と共に代謝が下がると言われているのか、厚生労働省に掲示されている表を元に分析していきたいと思います。
代謝はいつから下がるのか
年齢を重ねると代謝が下がってしまうのは、なんとなく感覚で分かるけど、
実際のところ何歳から下がるのか、、厚生労働省から数字が出ています。
厚生労働省のHPはこちら
表からこんな事が読み取れます。
女性の基礎代謝量の一番高い年齢:12−14歳
男性の基礎代謝量の一番高い年齢:15−17歳
思っていたよりも若すぎる!!! と思った方も多いのではないでしょうか。
男女総合しても、高校を卒業するくらいの年齢からは、基礎代謝量がガクンと下がってきてしまいます。
基礎代謝が下がる原因
基礎代謝量が年齢と共に下がってしまう事は分かったけど、原因は何?という疑問が湧いてきます。
先に結論を言うと、
運動量が減る・食生活の乱れ・ストレス
が、主な原因となってきます。
こちらの根拠も、次の厚生労働省の表から読み取ることができます。
原因1「運動量が減る」
エネルギー代謝量の一番多いのは、骨格筋です。
骨格筋とは筋肉の事で、体を動かす為に欠かせないものです。
なんとなく分かってきた方もいるとは思いますが、高校卒業以降から代謝が下がる原因として、
大学生や社会人になり、「部活動が無くなり運動をする機会が減ってしまう」という事が挙げられます。
日々の生活が変わったり、新しい仲間や文化に触れ、今までとは違う行動や生活に変わっていく年齢でもあります。
こうして、今までつけてきた筋肉を使わなくなり、筋肉量が減り、代謝が下がってしまいます。
原因2「食生活の乱れ」
2番目に、肝臓のエネルギー代謝量が多くなっています。
肝臓は、人の体の中で最も大きな臓器です。
肝臓のはたらきは3つあります。
- タンパク質の合成と栄養の貯蔵
- 有害物質の解毒・分解
- 食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌
食べたものは肝臓へ届けられ、肝臓が動く仕組みになっています。
こちらも、年齢別基礎代謝基準値から推測できるように、
20歳を過ぎお酒を飲むようになったり、
仕事で生活リズムが乱れ夜遅くに食事をしたり、
ストレスから暴飲暴食をしてしまい肝臓に負担がかかったりして、
肝臓の元気が無くなっていってしまいます。
肝臓の安静時基礎代謝量は、筋肉の次に多いので
肝臓の元気がないと、動きも鈍くなり、代謝が落ちる事も想像できます。
原因3「ストレス」
ストレスに関しては、原因2に直結する話なのですが、
就職をして社会に慣れるまで・仕事でのプレッシャー・人間関係・経済的な不安 などなど・・・
年齢を重ねれば重ねるほど、ストレスの種は増えていきますよね。
一般的にストレスが溜まると、
- 睡眠の質が落ちる
- 食欲が落ちる(増える)
- 飲酒量が増える
- 肌荒れが起こる
などが起こる可能性があります。
ストレスが引き起こす問題から、不健康な体になっていってしまう事もあります。
不健康な体になると、体内の臓器の元気がなくなってしまい、結果的に代謝量も落ちてしまいます。
なぜ基礎代謝が下がると太るの?
代謝は人間平等に下がっていきます。
ではなぜ、太ってしまう人もいれば、美しい体型を維持できている人もいるのでしょうか。
それは、
その人の置かれている環境や生活習慣によって、
代謝の低下に拍車をかけているポイントがあるのです。
- 就職をして運動しなくなっってしまった
- 仕事が忙しくて生活リズムが乱れてしまっている
- ストレスでうまく眠れない
- 食事を1日3回摂っていない
など、今まで解説してきたのポイントがそのまま直結して、代謝の低下に拍車をかけてしまっているのです。
『痩せやすい体』を作る為に
代謝を上げる事を意識する。
最初に3つの代謝を紹介しましたが、それぞれの代謝の役割がありました。
「基礎代謝・生活活動代謝・食事誘発性熱産生」
体が代謝することによって、体の中の老廃物が出ていき、新しい栄養素を吸収して、また代謝する繰り返しです。
代謝をするには、体が正常に元気よく動いている事が大切です。
その為に、以下の2つのポイントを押さえて、代謝をどんどん上げていきましょう!
『痩せやすい体作りのポイント』その1
正しい食事を意識する。
体を健康にするための材料は、食事でしか摂取できません。
なので、1日3回の食事には大切な意味があり、食べたもので体が出来上がっていくのです。
- 筋肉に栄養を与えるにはタンパク質
- 体を動かすエネルギーになる炭水化物
- 肝臓を保護、ビタミンの吸収、体を守る脂質
栄養素を、必要の範囲内でバランス良く摂取していく事が重要です。
『痩せやすい体作りのポイント』その2
運動をして筋肉量を増やす。
やっぱり痩せやすい体には筋肉が必要です。
骨格筋はエネルギー代謝量も一番高いので、筋肉量が多ければその分消費エネルギー量も増えます。
やはり筋肉量が多い事で、一度に動かせる体の可動域も広がります。
また、ストレス発散にも運動は効果があるので、一石二鳥です。
効率よく基礎代謝を上げる方法
代謝が痩せやすい体づくりに大きく影響してくる事を理解したところで、
代謝を効率的に上げていく、おすすめの方法を紹介していきます!
体の歪みをとる
私たちの体は、日々の座り方や歩き方によって、少しずつ歪んできます。
歪んでくると何が起こるかというと、筋トレをしても綺麗に筋肉が付かなくなったり、効率よく筋肉が動いてくれなかったりします。
なので、骨盤を矯正するようなストレッチや、全身を伸ばすストレッチを続けると、
骨が正常な位置に戻って、筋トレでつけた筋肉が効率よく動かせるようになります。
大きな筋肉を鍛える
体には色々な筋肉がありますが、最初に大きな筋肉をつけた方が、動いた時のエネルギー消費量が多いです。
具体的には、お尻の筋肉・太ももの筋肉・背中の筋肉などです。
大きなエンジンを積んだ車の方が、早いスピードが出るのと同じ考え方です。
夕食を早めに済ませる
臓器が動く事も基礎代謝の一部なので、臓器も元気よく動いてもらう事が必要です。
その為、人間と同じように、臓器を休ませてあげる時間を取ると、また次に動く時に元気よく動いてくれます。
仕事の都合などで、早く夕食を摂るのが難しい方もいるとは思いますが、できれば夜9時までには夕食を済ませましょう。
最後に
代謝の話と、痩せやすい体作りについて、いかがでしたでしょうか。
「代謝」という単語は知っていても、どんな効果・使い方があるのか、知ってみると面白いですよね。
どの時代でも季節でも言われているように、
「健康な体」「規則正しい食事」「適度な運動」
は、痩せるにも健康維持にも欠かせないですね!
健康的な食事や運動を心がけながら、体質改善をして理想の体を手に入れましょう!
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